ロケ撮・旅行撮・イベント撮影。長時間の外での撮影は電源管理=歩留まり。
この記事では、USB PD対応&“最大65W級以上”で、カメラ・スマホ・ノートPCまで広く面倒を見られるモバイルバッテリーを3台厳選します。
「軽さ」「同時充電」「撮影中の扱いやすさ」を重視しました。
先に結論:“PD 65W級+20,000mAh前後+2~3ポート”が遠征の正解。
ノートPCも使うなら上位(100W級)を。
失敗しない選び方(要点だけ)
- 出力:PD 65W級以上(ノートPCも視野)/スマホだけなら30W級でも可
- 容量:20,000mAh前後(≈74Wh)なら機内持込OKの目安で、撮影1日をカバー
- ポート数:USB-C中心に2~3ポート(スマホ+カメラ+小物を同時)
- 入出力の速さ:急速“入力”対応(帰宿→短時間で満充電)
- 重量・サイズ:カメラバッグの仕切りに立てて入る薄さが便利
かんたん比較(指名買いの目安)
用途で選ぶ | こんな人に | 推しモデル |
---|---|---|
バランス良く万能 | カメラ+スマホ+軽作業PC | A:Anker 537 Power Bank(65W級) |
プロ現場の保険 | ノートPCもガッツリ | B:Anker 737 Power Bank(上位出力/PD3.1) |
携行性重視 | 小型軽量・同時充電も | C:CIO SMARTCOBY TRIO 65W |
数値はロット/型番で差が出ることがあるため、購入前に商品ページでご確認ください。
おすすめ3選(用途別に“これを選べばOK”)
A. バランス最強:Anker 537 Power Bank(65W級)
- ポイント:最大65W級のUSB-C出力で、軽量ノートやタブレットも充電可。複数ポートでスマホやアクションカムも同時に。
- 向いている人:撮影と移動を繰り返す一日。“とりあえず1台で大体いける”万能機が欲しい。
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B. プロ現場の保険:Anker 737 Power Bank(上位出力/PD3.1対応)
- ポイント:上位の高出力クラス(PD3.1世代)。高速“入力”充電にも強く、ホテル戻りの短時間で給電体制を立て直しやすい。
- 向いている人:ノートPC編集・テザー撮影あり/予備電源を厚めに持ちたい。
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C. 携行性×同時充電:CIO SMARTCOBY TRIO 65W
- ポイント:65W級USB-C+複数ポートで同時充電OK。20,000mAhクラスでも比較的コンパクトで、仕切りポーチに収めやすい。
- 向いている人:荷物を軽くしたい/スマホ+カメラの二刀流運用。
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撮影者向け“実戦テク”|これで困らない
- ケーブルは“100W対応USB-C”を1本常備
→ 低スペックケーブルだと出力が頭打ち。eMarker入りの高出力ケーブル推奨。 - 同時充電の順番
→ カメラ/PCをUSB-C、アクセ類をUSB-Aに。重要機材を優先ポートへ。 - 袋分け
→ バッテリー・ケーブル・充電器をメッシュポーチでセクション分けすると現場で迷わない。 - 機内持込の目安
→ 100Wh以下(例:20,000mAh ≈ 74Wh)は一般に機内持込可の範囲。受託手荷物NGが基本。 - 発熱対策
→ 充電中は密閉ポーチに入れない/直射日光を避ける。夏ロケは日陰で。
よくある質問(FAQ)
Q. カメラ本体はUSB給電で撮影できる?
A. USB給電撮影に対応する機種なら可能。PD対応のDCカプラーが必要な機種もあるので、対応表を要確認。
Q. 65Wと100W、どっちにすべき?
A. PC編集をするなら100W級が安心。スマホ+カメラ中心なら65W級が軽量で使いやすい。
Q. パススルー(充電しながら給電)は?
A. 機種ごとに挙動が異なります。熱と寿命の面で非推奨のメーカーもあるため、必要時のみ短時間で。
まとめ|“65W級+2~3ポート+20,000mAh前後”が遠征の黄金比
- 万能=Anker 537
- 上位出力・保険厚め=Anker 737
- 軽快携行=SMARTCOBY TRIO 65W
あとは、100W対応USB-Cケーブルを1本足せば、現場の電源不安はほぼ解消です。
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