在宅ワークで「腰がつらい」「肩がこる」。原因の多くは座面の傾き・背もたれ角度・肘の高さが身体と合っていないこと。今回は、自宅にも置きやすいサイズ感と調整機能(座面/背/肘/ランバー)をバランス良く備えた定番を5つ選びました。まずは“座る姿勢の基礎”をそろえましょう。
失敗しない選び方(要点)
- 座面の高さ:かかとが床に着き、膝角度が90度前後になる範囲。
- 肘掛け:キーボード面と同じ高さに合わせられる可動アーム。
- 背もたれ:メッシュ+独立ランバーがベター。蒸れにくく腰が楽。
- 奥行き調整:太もも裏を圧迫しない“こぶし1個分の余白”。
おすすめ5選
1. Hbada(ハイバック メッシュ+2Dアーム)
ポイント:在宅向けの省スペース×メッシュ。2Dアーム(上下+前後)でデスク高に合わせやすく、ランバーサポートが腰を支えます。初めての“ちゃんとした椅子”に。
2. SIHOO M18(ランバー可動/コスパ重視)
ポイント:背骨S字に沿う背もたれと可動ランバーで、長時間の腰負担を軽減。座面奥行きも調整でき、体格差があっても合わせやすいのが魅力。
3. アイリスプラザ メッシュチェア(省スペース定番)
ポイント:必要十分な昇降+回転のみでOKな人向け。蒸れにくい背面メッシュ、シンプル設計で組立も簡単。書斎やワンルームの“まずは1脚”に最適。
4. Herman Miller セイルチェア(長く使う投資)
ポイント:独特のYタワー構造で背中を点で支え、前傾チルトがタイピング姿勢に合う。長時間派・腰負担を妥協したくない人の本命。
5. コクヨ デュオラ(ジャパンフィット)
ポイント:日本人の体格に合う設計とバランス良い調整機構。座面の前縁が柔らかめで太もも裏の圧迫が少なく、在宅×長時間の安定感が高い。
設置と調整のコツ
- 肘を基準に:肘→天板→画面の高さを先に決めると姿勢が安定。
- 前傾チルト:集中作業時はわずかに前傾、オンライン会議は直立〜後傾で切替。
- 足置き:床に届きにくい人はフットレストで角度を作ると腰が楽。
まとめ
“在宅の疲れ”は、サイズ感×調整のしやすさでかなり改善します。まずは肘の高さと座面奥行きから合わせてみてください。


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